焼く、煮る、茹でる、炒めるなど1台であらゆる料理が対応できる韓国発祥の『マルチグリドルパン』は万能すぎて人気沸騰中のアイテム。
そして、そんな万能な機能を兼ね備えた調理ギアから作られた料理はInstagramなどのSNSにおいて、料理をより一層美味しく引き出してくれるような映える要素もあり、魅せる調理ギアといっても過言ではないです。
控えめに言っても最近の調理系ギアで最強。
そのためマルチグリドルは現在も目下人気中のなので、各メーカーから様々なものがリリースされています。
もちろん定番といえばゾウのロゴマークでお馴染みの【JHQ鉄板マルチグリドル】
軽くて持ち運びもしやすく、鉄板は油がなくても焦げ付きにくい特殊な加工を施してあり、直火・IHのどちらでも対応可能な万能鉄板です。
そして、今回数ある種類の中から紹介するのは、フィールドア(FIELDOOR)のラウンドグリドルパンなのですが、なぜこちらのグリドルパンを紹介するのかというと、
機能面がJHQ鉄板マルチグリドルと引けをとらないスペックを兼ね備えていながらも、コスト面がかなり抑えられている点。
また、キャンプブランドからのリリースともあり発売当初は即完売になるほどの注目度の高さも伺えます。
今回は実際に使用して使い勝手や機能面、気になる点などわかりやすく紹介していきたいと思います。
フィールドア(FIELDOOR)のラウンドグリドルパンのスペック
製品・モデル | ラウンドグリドルパン(33cmタイプ) |
---|---|
本体サイズ | 本体:(約)直径33cm(39.5cm※ハンドル含む)×高さ4.2cm 収納バッグ:(約)幅42cm×マチ3cm×高さ36cm |
重量 | 約650g |
材質 | アルミニウム合金 |
付属品 | シリコンハンドル×2、収納バッグ |
特記事項 | ※直火・ガス・IH・電気調理器など様々な熱源で使用可能。 ※シーズニングは必要ありません。 ※食洗器には対応しておりません。 |
販売価格 | 3850円 ※1stロットより値上げがあった様です |
【追記】3種類のサイズ展開にバリエーションアップ
初回販売時は33cmサイズのみでしたが新たに29cmタイプと36cmタイプが追加されました。
また、それぞれのモデルで直径の違いが変更点ですがサイズアップに応じて高さ(深さ)も変更されておりアップするごとに鍋に入る水の量が増えました。
モデル | 29cmタイプ | 36cmタイプ |
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本体サイズ | 本体:(約)直径29cm(34.5cm※ハンドル含む)×高さ2.8cm 収納バッグ:(約)幅39cm×マチ3cm×高さ33cm | 本体:(約)直径36cm(43cm※ハンドル含む)×高さ5cm 収納バッグ:(約)幅48cm×マチ3cm×高さ39cm |
重量 | 約440g | 約690g |
材質 | アルミニウム合金 | アルミニウム合金 |
付属品 | シリコンハンドル×2、収納バッグ | シリコンハンドル×2、収納バッグ |
特記事項 | ※直火・ガス・IH・電気調理器など様々な熱源で使用可能。 ※シーズニングは必要ありません。 ※食洗器には対応しておりません。 | ※直火・ガス・IH・電気調理器など様々な熱源で使用可能。 ※シーズニングは必要ありません。 ※食洗器には対応しておりません。 |
水の量 | 約0.6L | 約1.5L |
販売価格 | 3520円 | 4950円 |
フィールドア(FIELDOOR)のラウンドグリドルパンの魅力
ここでは、ラウンドグリドルパンの魅力ある特徴について紹介していきます。
調理方法を網羅したマルチに使えるグリドルパン
ラウンドグリドルパンの直径は33cm、丸形で深さのある様々な調理。これひとつで「焼く、煮る、茹でる、炒める」といった様々な調理方法に対応します。
女性でも片手で楽々持てる軽さ
本体が約650gととても軽いので調理もしやすく、取り回しもよいです。
焦げ付きにくい特殊なコーティングが施されている
ラウンドグリドルパンにはイノーブルコーティングという特殊なコーティングが施されており、油なしでも焦げ付きにくいです。
シーズニングも不要でお手入れもカンタン
使用後もキッチンペーパーなどでサッと拭き取れるので片付けも短縮できます。
直火、ガス、IHなど多彩な熱源に対応
調理手段が幅広いのでキャンプではもちろんのこと家でも活躍できます。
収納ケースなど付属品も豊富
調理時に熱くなったハンドルを持てるようにシリコンハンドルとグリドルパンを収納できるバッグケースもついているので後から揃える手間がないです。
フィールドア(FIELDOOR)のラウンドグリドルパンを使ってみた
実際にラウンドグリドルパンを使用して調理をしてみました。
ラウンドグリドルパンのサイズ感や質感の印象
- 中央部が凸
- 水が約1リットル入る
- 汁物が流しやすい
表面はザラザラとした質感で水を溜められるように深さもあります。また、汁などの水分を流しやすくするためにグリドルパンの縁2箇所にくぼみが設けてあります。
調理には特別影響はないと思いますが、なぜかパン中央部はやや凸しております。
裏面(底面)は五徳やIHヒーターなどの上に安定するようにフラットに形成。
調理してみた(IHヒーター編)
今回は熱伝導率や火力調整など可能な限り差が出ないようにIHヒーターで調理を行い、熱伝導や焦げ付きなどのレビューをしていきます。
熱伝導に関してはアルミ製でもあるので、効率よく早く温めることができています。
また、前述の通り裏面(底面)はフラットになっているため安定して調理ができます。
目玉焼き
熱伝導率も高く、十分にグリドルパンを温めると目玉焼きもすぐにできます。焦げ付きはありませんでしたが、パンを十分に温めないと火の通り具合では焦げ付きがみられそうです。
肉、野菜のグリル
中央に向けて油が流れやすいので、外側は油も流れてヘルシーな焼き上がりに。タレ付きのものに関しては火加減が調整できずやや焦げ付いてしまいました。熱も全体的に行き届いているので広範囲で焼くことができます。
片付け(お手入れ)
- 焼け跡のこびりつきも
- キッチンペーパーで拭くだけ綺麗に
片付けに関しては本当に感動ものでした。
イノーブルコーティングが施されていることもあり、キッチンペーパーでサッと拭き取ることができ片付けの時短がかなり図れます。
拭き取り後は家庭用中性洗剤で洗えばOK。
また、日頃のお手入れに関してもシーズニング不要なので楽々。
ラウンドグリドルパンのここが気になる点
中央部が凸になっている
裏面をフラットにして五徳への安定感を出してはいるものの、おもて面は緩やかな凸形成をしています。
調理がしにくいほどではないですが、深さがある反面くぼみがあるので汁や水分などは見た目よりも少量だと思います。
サイズ展開が少ない
JHQ鉄板マルチグリドルはサイズが19cmと33cmのサイズ展開がありソロキャンプでも使えるコンパクトサイズもありますが、ラウンドグリドルパンは33cmのワンサイズのみ。
コスパ高で人気がある故、売り切れていることが多い
発売当初に運良く購入することができましたが、その後は売り切れていることが多いです。また需要も多いためか現在は販売価格よりも価格があがっていることもあります。
まとめ
今回はフィールドア(FIELDOOR)のラウンドグリドルパンについて紹介しました。
本家に負けず劣らずのスペックで価格も抑えめな高コスパ。
今後も間違いなく人気が出ると思います。
キャンプでも家でもグリドルパンで色々な料理を楽しむのはいかがでしょうか。