キャンプを始めるにはテントはもちろんですが、色々なキャンプギアが必要です。
テーブル、チェア、ランタン、シュラフ・・・
キャンプを始めた頃を思い出すとあれもこれもと物欲が止まらなかったのを覚えていますが、キャンプギアは機能性が高いというメリットの裏に価格が高いものが多く手が出にくいものもたくさんあります。
また、キャンプだけしか使用しないとなるとコスパも非常に悪い。
その中でも日常で使いやすいキャンプギアは料理系のキャンプギアだと思います。
料理はほぼ毎日するので実用性は抜群。
おまけにキャンプ気分まで味わえれば一石二鳥です。
そこで、今回はキャンプを始められたばかりの初心者キャンパーさんには是非おすすめしたい買って後悔しない料理系のキャンプギアを紹介します。
実際に我が家でもキャンプはもちろん家でもよく使っているレギュラー入りしているギアなので参考にしていただければ幸いです。
- 初心者キャンパー
- 家でも使える実用的な料理系のキャンプギアを探している
- 料理系キャンプギアを買い換えたい
では、紹介していきたいと思います。
初心者キャンパーが家でも使える料理系キャンプギアを購入する際におさえておきたい4つのポイント
私が特に料理系キャンプギアを選ぶのにあたって特に気をつけているポイントは、
- 機能性
- サイズ
- 燃料のランニングコスト
- 片付けなどお手入れやメンテナンスが簡単
ここに焦点をおいて選んでいます。
機能性
当たり前ですが機能性が高いものやオプションなどがある拡張性があるものがおすすめです。
多機能なものは活用する機会も増えるので実用性が増えます。
キャンプギアによっては軽量なものやコンパクトなどを売りにしているものが多いですが、あえてそこはそこまで考えずにどちらかといえば、
1台◯役的なものを選ぶ方が良いかと思います。
デメリットとしては機能性を求めすぎると価格も上がってしまう点があります。
サイズ
サイズに関してはそれぞれの家族で異なるので割愛しますが、設計的にも4〜5人家族用のギアが多い気がします。
大きすぎてもかえって使いにくいので大きいからいいという理由で選ぶのはおすすめしませんし、キャンプに持って行くときも嵩張るデメリットもあります。
選ぶポイントとしては、どういった料理をしたいかで判断してみてもいいかと思います。
燃料のランニングコスト
キャンプで使用する燃料といえば、
- ガス缶
- ポータブル電源などの電気
- ガソリン
- アルコール
- 灯油
が挙げられます。
燃料が安いのはガソリンなどですが、初心者にとってはアルコールなども同様、難易度は高めです。
そのため、キャンプや家など日常使いとして初心者でも扱いやすいものはガス缶がベストです。
ガスの種類は大きく2つ(CB缶やOD缶)に分かれます。
CB缶(カセットボンベ)
OD缶
これらを踏まえて価格もお手頃で入手もしやすいCB缶がおすすめです。
片付けなどのお手入れやメンテナンス
片付けやお手入れにできるだけ時間を費やしたくないので、バラしたり手入れ方法も簡単なものを選ぶのがおすすめです。
鋳鉄製のスキレットやダッチオーブンは鍋を育てるという意味で味のあるものではありますが、使用後のシーズニングなど手間嫌いの方にはアルミやステンレス系などがいいかと思います。
家でも使える持ち物としても最適!買って後悔しない料理系キャンプギア3選
Iwatani(イワタニ)炉ばた大将 炙家W
網焼きや焼き鳥までを1台でこなせるすぐれもの
BBQや七輪のように炭を使用せず、輻射板からの熱で食材を焼くのでムラがなく炙り焼きのような焼きたてが卓上で可能です。
両端にはステーが装着しており、持ち上げると焼き鳥などの串焼きが楽しめます。
動力源は手軽に入手しやすいCB缶。
炭を使用しないことで面倒な火起こしから後片付けまで考慮するとかなりの時間短縮が見込めるので、特に片付け嫌いな方にはオススメ。
片付けに関しても各パーツが取り外しできるのでお手入れも比較的しやすい構造になっています。
さっと家の庭などで焼肉をしたり限られた時間の中でのデイキャンプなどでも使い勝手がいいので活用範囲が広がるギアです。
ほとんど同仕様の後継機は日本製でカラー違い
実はこの炉ばた大将炙家W(CB-RBT-W)は生産期間が2016年までで終了となっており、現在購入することは困難です。
現在は、炉ばた焼器 “炙りやⅡ”(CB-ABR-2)と製品名も変わっています。
それぞれのスペックはこちら
炉ばた大将 炙家W (CB-RBT-W) | 炉ばた焼器 “炙りやⅡ” (CB-ABR-2) | |
発売年 | 2015年 | 2021年 |
本体サイズ | 409 x 214 x 131mm | 409 x 214 x 134mm |
焼き網サイズ | 約280 x 180mm | 約280 x 180mm |
重量 | 約2.4kg | 約2.4kg |
カラー | シルバー&ブラック | マットブラック |
材質 | [本体] 鋼板 (粉体塗装)、[串焼きステー] スチール (メッキ加工)、[U字バーナー] スチール (メッキ加工)、[受け皿] スチール (ホーロー加工)、[焼網] ステンレス | [本体] 鋼板 (粉体塗装)、[串焼きステー] スチール (メッキ加工)、[U字バーナー] スチール (メッキ加工)、[受け皿] スチール (ホーロー加工)、[焼網] ステンレス |
最大発熱量 | 2.3kW(2,000kcal/h) | 2.3kW(2,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約90分 | 約90分 |
ガス消費量 | 約169g/h | 約169g/h |
点火方式 | 圧電点火方式 | 圧電点火方式 |
安全装置 | 圧力感知安全装置 | 圧力感知安全装置、他 |
生産国 | 韓国・ベトナム | 日本 |
なんと、5年以上経った現在でもほとんどの仕様は変わっていません。
生産国がより安心できる日本製になり、カラーがマットブラックになったことでより見た目もかっこよく高級感があるような印象です。
Iwatani カセットガスホットプレート 焼き上手さんα(アルファ)
ファミリーサイズでも無駄のないスタイリッシュなデザインとコードレスが魅力
焼き上手さんαはカセットボンベ(CB缶)が燃料なので、電気式のようなコード類はなくコードレスで使用できます。
サイズは大体4〜5人家族が囲んで食事ができる大きさ。
カラーもブラウンやモノトーン調が展開されており、無駄のないスタイリッシュなデザインがキャンパーさんにも受け入れがよくSNSでも賑わいをみせています。
ただのホットプレートじゃないカセットコンロにもなる器用モノはアウトドアで抜群に発揮
焼き上手さんαではホットプレートで焼いたり、蒸したり様々な料理を作ることができます。
- 焼き肉
- お好み焼き
- 餃子
- ペッパーライス etc…
これだけではホットプレートの機能だけですが、焼き上手さんαは直火式のホットプレートなのでプレート部分をとると、
カセットコンロとして使用できます。しかも五徳付き!
プレートもフッ素加工されているのでお手入れが簡単なところや、消耗品についてもパーツごとで再購入できるので長く使用できるところもgood。
正直、これさえあれば一台で完結できます。
色違い
TSBBQ ライトステンレス ダッチオーブン
家でも使えるダッチオーブンはメンテナンスも楽々
TSBBQの由来は新潟県にある燕市と三条市の日本でも有数の金属加工技術をもつ「燕三条」の頭文字でTsubame Sanjo BBQ。
TSBBQの商品としてはホットサンドメーカーも有名ですよね。
ダッチオーブンといえば黒色の鋳鉄製が多いですが、TSBBQライトステンレス ダッチオーブンはステンレスとアルミの三層鋼の鏡面仕上げ。
鏡じゃないかと思えるほどピカピカしています。
鋳鉄製との違いはなんといってもメンテナンスの楽さ。
使用前のシーズニングや使用後のケアなどやることが多いですが、その点TSBBQライトステンレスダッチオーブンは面倒なシーズニングも不要、そして、錆びにくい。
オールステンレスで問題となる熱伝導の伝わりにくさや重量に関しても鍋の構造にアルミを挟んでいることなどできるだけの短所をなくしています。
熱源は直火やガスコンロはもちろんのことIH200V、100V、ハロゲンヒーターといったオール電化住宅でも使用できます。
家庭の台所でもダッチオーブンの利点を生かしつつ、無水料理など楽しめます。
気になる点としては、鋳鉄製のように鍋を育てるといった部分に関してはTSBBQライトステンレスダッチオーブンはその要素がないので注意が必要です。
8インチ
10インチ
6インチ
【まとめ】キャンプでも家でも料理を楽しもう
今回紹介したものは、我が家でもレギュラー入りしている三種の神器とも呼べるようなものばかりです。
購入してよかったと思えるのでより愛着も湧きます。
しかし、クオリティが高いことは金額もそれなりにしてしまうのは言うまでもないです。
ましてやキャンプの時だけ使用であれば余計です。
『キャンプでも家でも使える』 = コストパフォーマンス◎
キャンプでも家でも楽しく料理を楽しんでみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。