鹿児島県枕崎市にある火之神公園キャンプ場についてキャンプ場のサイトや気になる予約方法、料金について(※2021年10月利用時)利用時の情報をたっぷり写真を交えてまとめています。
今回は、鹿児島で海をみながらキャンプをしたい方には必見のキャンプ場、枕崎市の火之神公園キャンプ場を紹介します。
まずは、火の神公園キャンプ場の概要です!
公式HP | https://www.city.makurazaki.lg.jp/soshiki/suisan/351.html |
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住所 | 〒898-0049 鹿児島県枕崎市火之神岬町47 |
電話番号 | 0993-72-1111 |
営業期間 | 通年 |
営業時間 | 特になし |
定休日 | 特になし |
予約 | 不要 |
駐車場 | 20台程度。混雑時は近隣施設の駐車場有 |
キャンプ場 | フリーサイト |
設備 | ・トイレ ・温水シャワー ・水道 |
薩摩半島南端にある東シナ海が広がるキャンプ場は、景観もよく立神岩や薩摩富士の異名をもつ開聞岳も晴れの日は見ることができます。
今回もキャンプ場を訪れた時は晴れの日だったのでしっかりと見えましたよ。
利用した日は平日で昼過ぎから入りましたが、すでに4、5組ほどのキャンパーさんが利用されており、まだ利用できるスペースはありましたが平日でも賑わっています。
美しい景勝地でしかも予約不要の無料キャンプ場ともなれば週末は間違いなく人手も多くなり、昨今のキャンプブームも乗っかってサイトが埋まってしまうほどの人気キャンプ場。
混んでいるキャンプ場があまり好きではない私としては平日に行って大正解でした。
利用されている方も4組程度で少人数で利用されており、ファミリーキャンプをされている方はあまりみかけません。
公園内は10月1日から鹿児島県のまん延防止等重点措置明けということもあり、その他キャンプ以外でも散歩やピクニック、BBQをしていたりと様々な利用者がいました。
- 東シナ海が広がり立神岩や開聞岳が臨めるロケーションが最高
- 常時開放
- チェックイン・アウトの規定がない
- 予約不要
- 利用料が無料
- 直火でなければ焚き火OK
- 花火OK(22時まで)
- 市街地に近いので買い出しがしやすい
それでは、紹介していきましょう!
火之神公園キャンプ場はこんなところ
ここでは火之神公園キャンプ場についてキャンプ場の基本情報と鹿児島市街地からのアクセスを紹介していきます。
キャンプ場の所在地
火の神公園は東シナ海が臨める景勝地です。
鹿児島市街地からのアクセス
- 鹿児島市街地から車で約70分程度
しかし、鹿児島から枕崎までの共用区間「南薩縦貫道」が整備されたことによりスムーズに進めます。
概要としては鹿児島ICから谷山ICまで指宿スカイラインを利用し、鹿児島市坂之上から川辺・知覧までは自動車専用道路を使います。
そして、知覧から枕崎までは一般道路を共用としているので枕崎市までストレスなく運転できると思います。
枕崎市に入るとお店も多くあるので買い出しで立ち寄ることもできますよ。
キャンプ場へは海岸沿いの火の神ロードを目指します。
鹿児島県薩摩酒造株式会社前の信号機を左折すると火之神ロードに入ります。
海岸沿いを道なりに突き当たりまで進めば右手に駐車場、左手にキャンプ場が見えてきます。
駐車場
火之神ロードを進み海岸沿いを抜けると右手に駐車場があります。
キャンプ以外の利用者や駐車場の向かい側はキャンプ場と近いので駐車場も結構埋まっています。
満車の場合は近隣のプール駐車場が開放されています。
火之神公園キャンプ場詳細情報
ここからは、火の神公園キャンプ場について営業情報や利用料金、予約の有無について紹介していきます。
営業情報
営業期間
常時開放されています。
チェックイン/チェックアウト
インに関しては基本的にサイトの区分けなどがないので、規定もなく先着順です。
人気のキャンプ場なので週末は人手も多いので、人気の海沿いサイトは早めの入場が良いかと思います。
また、チェックアウトに関しては規定がないので好きな時間に帰れます。
テントサイト
海を眺められるオーシャンビューのサイトと秘密基地のような林間のサイトがあります。
海沿いのサイトはやや斜面の芝とコンクリート、林間のサイトは土です。
利用料金
利用料無料
予約方法と混雑状況
予約は不要
予約に関しては一切不要のキャンプ場です。
混雑状況確認できます
公式HP と枕崎市観光協会「まく旅」にて利用状況などの情報発信をされています。
受付不要
フリーキャンプ場だからなのか受付施設もなければ管理人さんも駐在していません。
基本的に持ち込みでの利用なのでレンタルなどもないです。
公式HP上や公園キャンプ場内にも利用上の注意が掲載しているので自己管理しつつルールを守りましょう!
- 広場ではスペースをとって設営する
- ゴミは持ち帰る
- 花火は22時まで
- 直火は禁止
- 広場内の車両進入禁止
火之神公園キャンプ場の施設や設備情報
こちらでは、火の神公園キャンプ場内の施設について写真を入れながら紹介していきます。
炊事施設
炊事施設といってもかまどなどはなく、屋根付きの水道のみです。
蛇口は数カ所あるので混雑はないかと思いますし、キャンプ場には確認できただけで同施設が2箇所あります。
トイレ・シャワー室
男性・女性トイレが分かれて設置、障害者用トイレも備え付けています。
男性側ですが、和式と洋式が2箇所設置していました。
また、建物内に温水シャワー室もあり、男女別にそれぞれ1箇所100円で3分間利用できます。
シャワー利用に関して最低でも余裕を持って200円で6分間くらいないと特に女性はシャワーは浴びれないと思います。
自動販売機
火之神公園キャンプ場には売店などはなく、トイレ・駐車場内に自動販売機が2台設置されています。
火之神公園キャンプ場のサイト紹介
火之神公園キャンプ場では定番とも呼べる海岸沿いのサイトと松に囲まれた林間寄りのサイトと様々なフリーサイトがあります。
どちらのサイトも車両は乗り入れ禁止です。
海岸沿いオーシャンビューのフリーサイト
オススメはやはりこの海岸沿いのサイトですね。
キャンプサイトは駐車場から林道を抜けると一気に海が見えるので、立神岩など最高の景色を見ながらキャンプができますよ。
サイト面はふかふかの芝なのでその場に座っても痛くなかったです。
林間のフリーサイト
隠れ家的な印象がありますが、どちらかといえば林間寄りのサイトもいくつかあります。
利用した際は、ファミリーキャンプをされている方や小規模のグループキャンプをされている方がいました。
【番外編】キャンプの合間に行って欲しい火の神公園キャンプ場内のオススメ散策スポット
公園内は遊具などはありませんが、キャンプができる広場の他に散歩コースとも呼べる遊歩道があります。
その遊歩道は園内一帯に広がっており、路面が赤いことからレッドカーペットなんて呼ばれているそうです。
レッドカーペット沿いにいくつかオススメスポットがあるのでスマホやカメラをお忘れなくキャンプの合間にでも散策してみてはいかがでしょうか。
海の風を受けるので心地よいですが、帽子が飛ばされそうになったのでご用心を。
火之神のルーツがわかるモニュメント
「火之神」のルーツが分かるモニュメントがあります。
古事記や日本書記にも出てくる海幸・山幸の話で、山幸が海神の宮に向かった際に最初にたどり着いた場所がこの地の海岸だったとのこと。
その海岸を山幸彦の別名である「火之神」として呼ばれるようになったのが名称のきっかけなったようです。
未来をつむぐ幸せの鐘
遊歩道の南端に未来をつむぐ幸せの鐘が設置しています。
この鐘は枕崎市の市民の方々が有志で寄付を募り建てた鐘なので思いの詰まった鐘です。
ここからは立神岩もよく見え、枠の中に入れて写真もとれるのですが私は撮り損ねました(笑)
火の神公園キャンプ場の周辺のお店、温泉施設について
キャンプ場は枕崎市街地からのアクセスもよく買い物ができる場所も多いです。
枕崎といったら『かつお』
漁港にはお魚センターなど地元で獲れた海産物も販売していたのでキャンプ前に購入して堪能することもできます。
温泉に関しては車で約10分程度で3箇所ほど温泉施設があります。
周辺のお店
車で5分圏内にスーパーは比較的多くあります。コンビニなどもあるので買い出しなどは困らないかと思います。
最寄りのスーパーはダイレックス枕崎店です。
周辺温泉施設
最寄りの温泉施設はまちの湯 ひとっ風呂があります。
入浴料 | 大人 420円 中人 150円 小人 80円 |
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営業時間 | 9:00 ~ 22:30 (日曜日は22:00) |
定休日 | 毎月第2、4木曜日 |
駐車場 | あり |
TEL | 0993-72-3263 |
火之神公園キャンプ場の利用まとめ
以上、枕崎市の火の神キャンプ場について紹介しました。
- 東シナ海が一望、シンボルの立神岩や開聞岳の景色は絶景のスポット
- 公園広場のフリーキャンプ場は予約不要で、料金が無料
- 枕崎市街地に近いから買い出しもスムーズ
鹿児島市からは車で1時間以上かかる場所ではありますが、東シナ海が一面に広がる景色を見ながらキャンプをするのは最高でした。
アクセスに関しても枕崎市までは南薩縦貫道が走っているので特に迷うことなくたどり着けますし、枕崎市内に入ってから買い物ができる場所も多いので準備不足があっても大方解消できます。
火の神公園キャンプ場はキャンプをするには十分の施設もあり予約不要の無料フリーキャンプ場ですのでオフシーズンでも人気があります。
特に、海沿いのサイトがオススメですが、利用時も一番最初に埋まっていたのでチェックインを早めたり、週末であればHPで混雑状況を確認するなど対策が必要です。
私のように平日に行ってのんびりするのもいい手かもしれません。
ただし、管理人さんが駐在されていないことで利用者のマナー次第ではキャンプ場の利用ができなくなる可能性もあります。
ゴミはしっかり持ち帰り、来た時よりも美しくが大事です。
火之神キャンプ場へ是非一度行かれてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。