『鹿屋市立菅原小学校』
ここのキャンプ場は元々120年の歴史をもつ日本一海に近い小学校があった場所。鹿児島県にもいくつか廃校された学校をリノベーションして新たにだれでも楽しめる施設になっています。
現在は、『ユクサおおすみ海の学校』としてキャンプ場はもちろん、校舎に泊まる体験型宿泊施設やカフェ、ショップなどの複合施設となっています。ラーメン屋の源龍ラーメンも営業しています。
- 日本一海に近い小学校の校庭に泊まれるから大人は童心に返ったような気持ちになれる。
- ほぼ全サイト海をみながらパノラマ風景を楽しめる。
- 炊事場やトイレ、シャワー室など24時間利用可能、消灯までは校舎内も利用できます
絶景のキャンプ場ともあり今回は週末の利用でしたがキャンプ場は満席に近い状況。
今後人気が出ることが間違いなく予想されるキャンプ場を紹介していきたいと思います!
ユクサおおすみ海の学校の所在地とキャンプ場へのアクセス
鹿児島県鹿屋市天神町3629-1
所在地
鹿児島市街地からのアクセス
鹿児島市から出発すると大隅半島へは車で陸周りで移動するかフェリーを利用してキャンプ場へ移動する方法が考えられます。
お金は多少かかるけどフェリーを利用して快適に移動
フェリーの時間もあるので混雑時は待ち時間がかかる可能性もありますが運転時間は大幅に短いです。
鴨池・垂水フェリー(所要乗船時間:約40〜45分)を降りてからは約20分程でキャンプ場へ行けます。
運転時間は長いけどできるだけ予定時間に確実にたどり着きたい
陸周りルートです。
運転時間は2時間ないぐらいですがおおよそ100kmの長距離運転になります。フェリーとの違いは待ち時間がほとんどないこと。おおよその到着時間が予測できます。
ユクサおおすみ海の学校のキャンプ場 基本情報
元々学校だったところなので当時の学校備品など随所にリユースして使われているものがあります。
営業情報
OPEN情報
毎週水曜日は休館日(7月〜10月は無休営業)
チェックイン
宿泊 10:00〜
チェックアウト
宿泊 翌10:00
お問い合わせ
公式HP:ユクサおおすみ海の学校
TEL:0994-31-8193
FAX:0994-31-8194
受付
校舎に入ってすぐに受付があります。
利用者名簿の記載をした後は、キャンプ場利用についての説明を受けます。
校舎の中は懐かしい気持ちになるような雰囲気が出ていました。
レンタル品や薪の販売(880円)なども受付前にありました。
- ゴミは原則持ち帰り。処理が困難な場合は処理費込みの有料ゴミ袋(45L:300円)を購入。空き缶は自販機横の回収ボックスが利用可能。
- フロントスタッフ(9:00〜18:00)※以降は連絡後対応
- ペットは犬猫に限り1組2匹までリードは必須
- 直火はNG
- 花火は打ち上げNG
- レンタル品はチェックアウト時に洗って返却。違反は1品につき1000円の洗浄料金
校舎内は教室跡を利用してカフェや食堂、SUP体験の受付などが展開されていました。
利用料金
利用者一人当たりに対し料金がかかるシステムです。
使用料 | ||||
宿泊 | デイキャンプ | |||
オートサイト (車両可能) | 1区画 | 1泊3500円 + 大人:1100円 小学生:550円 | 1泊3500円 + 大人:1100円 小学生:550円 | |
オーシャンビュー | 1区画 | 大人:1100円 小学生:550円 | 大人:1100円 小学生:550円 | |
フリーサイト | 大人:1100円 小学生:550円 | 大人:1100円 小学生:550円 |
2021年9月13日ご利用分よりオーシャンビューサイトの区画料金が設定されます。
料金改定後の例(オーシャンビューサイト) 大人2人子供2人の場合
1区画1泊/1500円
大人1名/1100×2人 子供1名/550×2人
1500円+2200円+1100円=4700円
レンタル
BBQグリル | 2200円 |
---|---|
焚き火台 | 1100円 |
テーブル・イスセット | 1100円 |
クッキングセット | 1100円 |
まな板・包丁セット | 550円 |
カセットコンロ | 550円 |
メスティン+ごはん1合 | 550円 |
焼き網 | 330円 |
予約方法
週末は予約が入っていることが多いので空き状況をみて早めにネット予約を取ることをオススメします。
前日や当日に関しては直接問い合わせてみるといいと思います。
※キャンプ場はキャンセル料はかからないとのことですが、迷惑をかけないためにも早めの連絡をしたほうがいいです。
校庭の絶景キャンプ場 サイト紹介
校舎の前に広がる校庭がキャンプ場になります。
サイト内は芝生、場所によっては水はけが少し悪い。
サイトにも電源設備はありません。
車両乗り入れは基本的に搬入時のみ
オートサイト区画 2区画 車両駐車可能
サイト内は荷物の搬入時以外は車両乗り入れ禁止となっていますが、この区画に関しては車両駐車が可能になります。海側と校舎側と2区画が丸太の仕切りにて整地されています。
- 海側 10M×15M 150㎡
- 校舎側 10M×12M 120㎡
オーシャンビューサイト 8区画
全ての区画が海を眺められるように8箇所区画を分けています。サイトごとに丸太で仕切りがされています。1区画あたりテントは2張りまで。
10M×7〜10M 約85㎡ から 15M×6〜9M 約112㎡まで
フリーサイト
区画化されていないので先着順です。海側よりはやや校舎よりのサイトです。
スタッフの方からは1組当たり2張り程度を考慮した広さを使用できるとのことでした。
炊事場、トイレなどその他施設
炊事場
屋根付きで炊事場も複数設けられております。夜間はライトアップされておりオシャレな雰囲気でてます。24時間使用可能とのことでした。一部給湯器があります。
トイレ
トイレは校舎内受付正面と炊事場横に併設しており、とてもきれいにされていました。炊事場横のトイレはウォシュレット付きで24時間使用可能です。
温水シャワー室
トイレと向かいあわせるようにシャワー室が設置しております。宿泊利用者の方は24時間使用可能。キャンプ以外の利用の方は別途330円必要です。
ランドリー
校舎内に洗濯機と乾燥機があります。
子どもにもうれしい遊具やスペースは大人も思いっきり楽しめます!!
キャンプ場にはブランコや雲梯、ツリーハウスなどあります。キャンプ場より下はビーチへ行けます。子どもはもちろん大人も楽しめる工夫がこらされています。
“遊ぶもよし、撮るにもよし”
また、校舎内にもキッズスペースや体育館など遊べる場所がたくさんあります。小さな子供づれの方にも安心して過ごせるところは魅力です。
テントを持っていなくても手ぶらで絶景キャンプができるプラン
”なっぷ”とアウトドアメーカーのogawaの共同開発のオリジナルテントでキャンプを体験することができます。
いわゆる手ぶらでキャンプ。
このプランはテントの設置や撤収などはせず、手間がかからないキャンプを楽しめます。
また、テーブル、椅子、寝袋やマット、ランタンまでキャンプ必需品のレンタルがセットされています。
これからキャンプを初めてみたい方にはキャンプの魅力がわかること間違いなしです。
- テントやタープ設営は事前にフリーサイトにてスタッフが行ってくれます。
- 定員は6名
- 料金は37600円
- キャンセルは2日前18:00まで。諸事情でのキャンセル時でも1セット10000円のキャンセル料
ユクサおおすみ海の学校周辺のお店と温泉
キャンプ場近くには大きなスーパーなどはありません。事前に必要なものは買い揃えていたほうがよいです。
また、温泉についてはキャンプ場から少し離れているので、キャンプ場内のシャワーを利用するのもよいかと思います。
周辺のお店
今回は垂水フェリー下船後、すぐそばのドラッグストアモリと道の駅たるみずはまびら たるたるぱあくで食料調達しました。
オススメの温泉
キャンプ場より一番の最寄りはアビルランド坂元温泉。
入浴料 | 大人380円・小学生150円・小学生未満80円 |
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営業時間 | 午前10時~午後9時まで(受付終了:午後8時) |
定休日 | 日曜日 |
まとめ:インスタやSNSでも反響あり、週末は予約が取りづらいのも納得できるキャンプ場です!!
キャンプ場への道中はほぼ海岸沿い、天気が良い日は開聞岳までみえるほどの景色が望めます。
昼はオーシャンビューの海を眺め夕日を楽しみ、夜になると晴れた日には星空はもちろん、校舎やツリーハウスなどのライトアップもされています。
インスタグラムで#ユクサおおすみ海の学校を検索すると3300件以上(2021.4時点)のどの投稿も目に止まるほどの素敵な写真が掲載されています。
予約がとりづらくなっているのも納得できます。
カメラやスマホで景色を収めたくなるのは行った人には言わなくてもわかるはず!!
夜間も校舎内の明かりがあり、炊事施設など屋外のトイレなどは24時間使用可能なので安心できます。
ただ、気を付けたいのが風の影響です。海岸沿いのキャンプ場ですので風の影響はかなり受けます。テントなどの張り綱はしっかり設営することをオススメします。
一度行かれてみてはどうでしょうか
1サイトごとも十分に広く、芝のサイトで設営もしやすいキャンプ場だと思います。キャンプ場内のツリーハウスやシンボルツリー、ヤギなどの動物達もいるのでカメラをお忘れなく
テゲテゲキャンプでは鹿児島のキャンプ場を紹介しています
海が見えるキャンプ場